どうもN山です。ヨーロッパ滞在も残り少なくなってきてしまいました。
さて、先日私とA柳くんはチューリッヒとミラノに行ってきたわけですが、次週はそれぞれ別々に旅行してきました。
私が訪れたのは、2年前に行きたかった場所、音楽の聖地ウィーン。ピアノの経験がある私にとっては、一度は訪れてみたい都市でした。特にモーツァルトが有名ですね。
(マニアックな話ですが、私は古典派に分類されるピアノ曲が大好きです。モーツァルトの曲は特に好きで、昔トルコ行進曲をよく弾いていたなぁ。)
すごく楽しみにしていたウィーンですが、ドイツ鉄道が約1時間半の遅延。本来見たかった場所は早く閉まってしまうため、ほとんど入場できませんでした… 残念。
駅は現代的。ドイツ語圏ということもあり、あまり特別感はありませんでした。しかし少し中心を離れると、中世のきれいな街並みを堪能できます。
国立歌劇場。夏は休演なので、別の機会にオペラとか見てみたい。
モーツァルトハウス。入ってみたかったなぁ(ちなみに夜9時半に撮影)。
世界遺産のシェーンブルン宮殿。庭がめちゃくちゃ広くて豪華でした。
そしてオーストリアの有名なスイーツと言えばザッハトルテ(名前の由来は菓子職人のザッハーさんが考案したケーキという意味らしいです)。これは是非食べてみたい。
訪れたのは、「 Hotel Sacher 」にあるカフェ。なんとザッハトルテ発祥のお店らしいです!
しかしN山、実はザッハトルテがそんなに好きではありませんでした(ケーキ自体もあまり食べない)。正直楽しみにはしていたけれど、そこまで期待はしていませんでした。
中に入ると… なんだ? この高級感は? モーツァルトの音楽が流れながら、中世の王室を彷彿とさせる内装。入った瞬間から圧倒されました。
そして、看板メニューであるザッハトルテセット(コーヒー付きで16.6 € )を注文。日本円にして3000円くらいする最高級ケーキです( めちゃくちゃ高い… )
一口食べて思ったこと。「ザッハトルテってこんなに美味しいんだ…」
口に入れた直後に広がるのは爽やかな酸味(多分アプリコット)。その後に濃厚なチョコの味が追いかけてくる。互いの味が絶妙にマッチした一品です。
そして意外な助っ人が添えてあるクリーム。このクリームは甘くはないので、ケーキと一緒に食べることで、ザッハトルテの味をより一層際立たせてくれます。また、このクリームは口に入れるとほどけるのです(すっととけるとは少し違う感覚)。これが本場の味か…。
あっという間のひと時でした。ごちそうさまです!
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